女性にとってのアンチエイジング

女性の場合、60歳を過ぎる頃に閉経を迎えます。これは妊娠出産する機能がストップする現象で、病気ではない正常な生理現象です。この直前の時期、つまり更年期になると閉経に向け女性ホルモンの量が急激に減って行きます。女性ホルモンは妊娠出産以外にも毛髪を豊にしたり、精神の安定を促す重要な働きがあり、その割合は女性に比べると少ないですが男性にも存在しているホルモンです。したがって女性ホルモンが不足するとイライラしたり、毛髪が薄くなったりします。女性特有の生理現象である閉経は女性ホルモンのバランスを一気に狂わせるために更年期には不定愁訴とよばれる様々な症状を起こしやすくなります。これが更年期障害と呼ばれるものです。女性の場合はこの女性ホルモンのバランス異常の影響で男性に比べ更年期障害の症状が強く出る傾向があります。

 

女性ホルモンのバランスが大きく崩れる時

更年期になると女性ホルモンのバランスが大きく崩れるというのは先述した通りですが、女性の場合、妊娠出産を経験する事でも女性ホルモンのバランスを大きく崩す事になります。受精後胎児が誕生すると女性の体内では胎盤を形成したり母乳を作り出したりするために女性ホルモンの量が一気に増えます。そうして授乳期を終えると今度はそれまで過剰に作られていた女性ホルモンの量が激減するため、頭髪が一気に抜けるびまん性脱毛症を起こす人もいます。ただしこれは病気ではありません。時間の経過とともにホルモンバランスが元に戻るとまた毛髪も生えてきます。この様に女性にとっては何度か加齢以外でも女性ホルモンのバランスを大きく崩す時期があるため、注意が必要です。女性ホルモンが不足すると精神的な安定を欠いてストレスが溜りやすくなります。ストレスはアンチエイジングにとって大敵ですので、こうしたホルモンバランスを崩しやすい時期には特に注意してストレスコントロールを行う必要があります。

 

女性はアンチエイジング意識が高い

アンチエイジングは元々美容の世界から広まった言葉です。したがって男性に比べて女性の方がアンチエイジングに対する意識が高いと言えるでしょう。肌や毛髪のコンディションを整える事でも肌細胞や毛髪細胞の代謝サイクルを健康な状態に維持している事になるので、その分他の臓器や器官での代謝サイクルにも良い影響を与える事になります。人間の細胞はネットワーク化されてもれなく繋がっているのです。したがって女性の方がアンチエイジングに積極的に取り組めると思うのですが、無理なダイエットや肌トラブルを招いてしまうような化粧品を使う、サプリメントに頼りすぎるというのは結果としてアンチエイジングにとってマイナスの作用を招いてしまいます。またストレスもアンチエイジングには大敵ですので。無理せず楽しく持続出来るアンチエイジングを心がけましょう。