.太古からのロマン、アンチエイジング

永遠の若さ、永遠の命、永遠の美、これは国や文化超えていつの時代も時の権力者たちが追い求め続けたものです。ナポレオンやローマ皇帝、中国の支配者たち。キリスト教が世界宗教になり得たのも「永遠の命」と「復活」についての記載が聖書にあるからだといっても過言ではないでしょう。仏教もまた同様です。人は死ぬ事で仏となりあの世で永遠の生を手に入れるという教えがあります。西洋や東洋に伝わる神話の世界に登場する人の姿をした神々も永遠の命や永遠の若さへの憧れや妄想が生み出したものかもしれません。人は生まれた時から死ぬ事を義務づけられています。したがって不老不死は妄想以外のナニモノでもありませんが、寿命が尽きるその日まで若々しくいられたら。。。

 

一筋の光、アンチエイジング

そんな人類共通の悲願とも言える不老長寿ですが、医療技術の進歩によってほんの少しですがアンチエイジングという形で光明がさしつつあります。そんな話し、にわかには信じ難い?そう疑うのも無理はありませんが、既に私たちは日常的にアンチエイジングの実例を目の当たりにしているとしたら、あなたはどう感じますか?更に信じられないとあきれる人も居るかもしれませんね。でも、ちょっとだけ今あなたの職場や知り合いの顔を思い浮かべてみて下さい。あなたが今30代だとしたら、その人やあなたのお顔はあなたが小さい頃に見ていた同年代の人たちよりも若々しくありませんか?同じ40代?50代で比べると見た目の若々しさは今と40年前では大分違うというのは統計上でも出ています。これは平均寿命が伸びるにしたがって顕著になってきた現実です。平成24年を迎えた今の40代は昭和期の30代の人と同等か人によっては更に若く見える人も増えています。特に何もしていなくても社会全体でそう言う風潮が伺えるのは何故でしょう?不思議ですよね。

 

生活様式の違いが生み出したスタイルの違い

日本人は戦後の高度成長期から従来の生活様式を大きく変えてきました。畳に正座やあぐらという生活スタイルから板敷きの洋間にテーブルに椅子という過ごし方に変化し、トイレもしゃがみ込む和式から座るだけの洋式に変化しました。食べ物も野菜や魚が多かった食生活から肉主体のおかずに変化しています。生物が生活環境に適合する様に進化するというのはダーウィンが唱えた進化論での話しですが、こうした西洋風の生活様式は日本人の背格好を西洋人なみに手足を長いものにしたのです。長身で手足が長ければスタイルがよく見え、若々しくも見えます。アンチエイジングの一つの理念は見た目を若々しくする事にあります。なぜなら見た目の若々しさは心の余裕を生み出すという事実があるからです。女性が化粧などで綺麗になるとポジティブになれるのと似た心理ですね。つまり、若く見えるという事はストレスが少ない心理状態を作り出しやすいのです。これがアンチエイジングがもたらすプラス効果の一つです。

 

一つの仮説、それは長寿とアンチエイジングの関係

更に昭和40年代と平成24年の今を比べると一つの興味深い仮説を立てる事が出来ます。この内容については次章で説明して行くとしましょう。あくまでも仮説ですので肩肘張らずに気楽に読み進めて貰えると幸いです。